例えば
「ニューヨークに住んでいてどんな感じですか?」は
「What’s it like living in New York?」 と言います。文法を一切考えずに
「What’s it like〜ing?(〜はどんな感じ?)」という決まった「型」に
「live in New York(ニューヨークに住む)」を「当てはめる」だけです。
つまりこんな感覚です。
What’s it like living in New York?
そして同じ「型」に別の動詞を当てはめて色々言ってみましょう。
What’s it like living alone? 一人暮らしってどう?
What’s it like working there? あそこで働いていてどうですか?
What’s it like running your own business? 自分の会社を経営するのはどんな感じ?
What’s it like going out with him? 彼と付き合っていてどうですか?
型 グループ化した動詞
Can I〜? 〜してもいい? go home (帰る)
Can you〜? 〜してくれる? go to work (会社に行く)
Do you want to〜? 〜したい?・〜しようか? do overtime (残業する)
Do you want me to〜? 〜してあげようか? make dinner (ご飯を作る)
Why don't you〜? 〜すれば? do the dishes (皿洗いをする)
go drinking (飲みに行く)
go shopping (買い物する)
get a video (ビデオを借りる)
get back together (よりを戻す)
ask 人 out ([愛の]告白する)
例えば
Can I go home? 帰ってもいいですか?
Can you do the dishes? 皿洗いしてくれる?
Do you want to go shopping? 買い物行かない?
Do you want me to get a video? ビデオを借りて帰ろうか?
Why don’t you get back together? よりを戻しちゃえば?
どれも「A」と「B」を組み合わせるだけでとても簡単であり、
そして100%自然な英語です。これが英語に合わせた「英語英語」です。
ここにあるのは本当に基本的なものばかりですが、日常会話でもビジネス英語でも、
どんなに難しい英語でも基本は一緒です。文法ではなくて「形」で覚えた方がずっと効率的です。
例えば、もっとも複雑な文法を使うのは過去のことに対して仮定法を使うときなのですが、
これも「I would've(done) if I had(done)(もし〜だったら〜したのに)」という
「型」で覚えた方がずっと早くて簡単です。この「型」に動詞を「当てはめる」という感覚が一番大事です。
日常会話で使われる単語は誰もが知っている単語ばかりです。
グループ化した言い方さえ覚えれば英語はあなたのもの!
僕が書いた英語本「たった40パターンで英会話」では40の「型」以外にもたくさんの「グループ化した動詞」を紹介しています。200本以上の映画の台本を分析して一番よく出てくるフレーズをピックアップしています。
40の「型」とたくさんの「グループ化した動詞」を自由に組み合わせるだけで日常会話の80%ができるようになります。